復縁したいと考えた時、最も基本と言われているのはこの「冷却期間」を取る事が一般的とされています。
そんな時間取るよりガンガンにメールや電話した方がいいのでは?と思うでしょうが、時間を取るにはそれなりの理由があるのです。
早く復縁して元通りの関係に戻りたいと焦るあまり嫌われてしまうよりも、正しい方法で元カノとのぎくしゃくした関係を改善させ、復縁を目指す方法をアドバイスしていきます。
冷却期間は何のためにあるの?
冷却期間を取るよりいち早く「好きだ」と伝えた方が効果的だと思うでしょうが、もし自分を振った相手が別れた翌日に「やっぱりあなたが好き」と復縁を持ちかけてきたらどう思うでしょうか?
付き合っていた相手と別れるのはやはり心が傷付きますし、傷付いた分だけ軽い感じで復縁を持ちかけられるとますます相手の事が嫌いになります。
冷却期間は別れ際の辛さやイラつきなどを冷まし、これからの事を冷静に考える為にも全く連絡を取らない時間も必要なのです。
冷却期間中に「相手への思いやり」「冷静さ」と「粘り強さ」を取り戻し、なぜ別れる事になったのか、復縁する為には何を改善すべきなのかを考え復縁に備えて下さい。
軽いケンカ別れなら数日~1ヶ月ほどの冷却期間を
どんなに仲の良いカップルでもケンカのひとつやふたつはやってしまうでしょうが、どうでもいい内容のケンカに限ってつい感情的になってしまい、つい「もういいや、お前なんかと別れる!」と、売り言葉に買い言葉で言い放って別れてしまうと、お互い意地を張り合ってしまいます。
別れた後「もうアイツなんか知らない」と思っていても、時間が過ぎるにつれあんな小さな事で好きな人を失ってしまった自分の失敗を悔やんでしまうでしょう。
ですがちょっとしたケンカが原因で別れたのなら、冷却期間を数日から1ヶ月程度の冷却期間を取る事をオススメします。
小さなケンカが原因の場合、冷静になった時の恥ずかしさとプライドから、自分の方からメールや電話なんてできないと感じるでしょうが、ケンカの原因が自分にあろうとなかろうと、冷却期間の後は自分の方からメールや電話で連絡する事をオススメします。
気まずいでしょうが、何もしないままではますます連絡がしにくくなり、後に後悔する事になりますので数日から1ヶ月以内には連絡してあげて下さいね。
激しいケンカは3ヶ月は冷却期間を取るべき
軽い口ゲンカとなると、数日やそこらで連絡を取ってしまうとますます険悪な関係になりかねませんので、3ヶ月程度は冷却期間を取らないといけません。
恋人同士のケンカはちょっとした意見の食い違いか、価値観の押し付けなどが原因となって起こりますが、激しい口ゲンカとなると大きな原因がないとそう起こりません。
ケンカが大きくなる原因のなかには、付き合い続けているうちに溜まっていた価値観のズレや性格のせいで、大きなケンカに発展しています。
復縁できない人によくあるのは、冷却期間も取らずケンカになった根本的な原因に目をそむけたまま「復縁できればすべてチャラになる」と必死に復縁をせがんでしまう事です。
男性は良くも悪くもプライドが高いので、自分の欠点やいたらない点を見てみぬフリし「彼女の方が悪かった」と責任転嫁したり、「向こうから言って来たら復縁してもいい」と思っていたりと、自分のプライドを守るためには元カノの方が折れるべき!と思っていると復縁はなかなかできません。
母親に対する甘えにも似ていますが、激しいケンカまでしているのですから、甘えた考えのままでは関係を修復する事は叶いません。
3ヶ月は全く連絡を取らない時間を取るくらいの覚悟は必要ですし、連絡を取らない時間は自分の欠点や元カノに対して取った言動を反省する時間です。
倦怠期が原因なら6ヶ月以上
ケンカが原因で別れた場合の復縁よりも、もっと深刻な状態なのが倦怠期や価値観の違いで別れたパターンです。
お互いの性格や価値観の違いから意見のぶつかり合いが増えるのなら、話し合いで改善していく事も可能ですが、倦怠期の場合そうはいきません。
お互いの距離感が近くなりすぎ、お互いの良さが見えなくなり、欠点ばかりが目に付き「本当に好きなのかな?」と自分の気持ちが見えなくなり、もっと他に合う人がいるのでは?という気持ちにすらなってしまいます。
倦怠期が原因の場合、別れるまではいかなくても少々距離を取るカップルもいますが、別れを選択すると後々後悔する事になります。
この場合、6ヶ月程度離れてみないとお互いの良さは分かり合えませんので、じっくりと元カノの良さを考えつつ復縁を目指して下さい。
自分が原因なら6ヶ月~1年は覚悟して
自分の方が元カノを傷付けてしまった場合(ウソや浮気など)には、6ヶ月から1年は冷却期間を取り、反省や別れの原因を見つめ直していく覚悟が必要です。
特に浮気される事が女性のプライドを傷付けますし、身体だけの浮気(風俗など)ならまだ許せても、心まで浮気されるとどうしても許すことができません。
最悪な傷付け方をしてしまったのですから、冷却期間は長めに取ったのち、まずは友達から始める覚悟で連絡してみて下さい。
あなたへ伝えたいこと
冷却期間は自分にとっても相手にとっても必ず取らないといけない時間です。
復縁には相手を思いやる気持ちと、冷静さ、粘り強さがないと絶対に成功しませんので、独りよがりな自己満足で元カノを傷付けないよう配慮しながら復縁を目指して下さい。